東洋医学の話

The story of Oriental medical science.

数千年前の中国で生まれた伝統医学である東洋医学の歴史を端的に要約します。

古代中国において矢で負傷した兵士が、永年悩まされた病気から開放されることが時折あり、
その後長い時間をかけ皮膚の一定の個所を刺激する事で病気が治癒する、という理論に発展し、
初期は石鍼で皮膚を刺激し治療する事を始めました。

東洋医学に関する文献は4500年前『黄帝内経』という34巻の書物が出版された時に遡ります。
この全集は完成までに1500年以上を要しました。終章は約3000年前にかかれました。
現在でも東洋医学の根本理論は黄帝内経にベースを置いています。