線維筋痛症

線維筋痛症の鍼灸施術


コロナ渦以降、増加している症状です。身体の筋、関節が3か月以上続く痛み。程度部位は個人差があります。身体の一部が痛む人も居れば、全身がこわばり起き上がれない人もいます。

痛み以外の症状に、疲労倦怠感,頭痛、睡眠障害、憂鬱、記憶力低下、集中力低下、めまい、シビレ等があります。線維筋痛症は日常生活に影響する症状でもありますが、検査で分かりにくい為、患者は精神的に追い詰められてしまいます。1990年にアメリカで診断基準が出来、全身18か所の圧痛点を指で押し、11か所に痛みが有れば、線維筋痛症と診断されます。症状が関節リウマチに似ているので、リウマチ科でのステロイド療法、鎮痛剤、筋弛緩剤、抗うつ剤、精神安定剤などの薬物治療が中心になる。

当院での治療方針、成人の場合、多くは交感神経の緊張をとる事を主に、鍼灸、生活指導をします。灸等,副交感刺激を行い血流を促進させる、施術を継続していると自律神経系のバランスが改善され、徐々に疼痛が緩和される。心のストレスも神経系を休める施術により、安眠が出来るようになり緩和される。

当院では腎を補う事を注視し、志室穴を用い改善の患者多くいます。

受診者の声

50代女性 事務員

3年前より疲労感、頸部の痛み、めまいにより仕事に支障がでた。今年に入り友人の勧めで受診、痛みの程度は重度。リウマチ科も受診するもリウマチではないとの事、線維筋痛症と言われる。施術は腰の志室を特殊な温灸で温め3か月後には疲労感、頸部の疼痛めまい症状が消失、現在は再発予防で継続中。